先日、僧帽弁の逆流を抑える手術を行った田中ブランちゃんが元気に退院しました!

僧帽弁閉鎖不全症はわんちゃんの心臓病では最も多い病気です。

残念ながらお薬の治療では、限界を迎えてしまうことが多く、根本的な解決のためには僧帽弁を修復してあげる手術が必要になります。

僧帽弁の手術は心臓を一度止めてから手術を行わなければならず大掛かりなものになりますが、当院は僧帽弁の手術を25年前に世界で初めて成功させ、獣医療の進歩とともに手術自体の成功率や病気の改善率も良好なものになってきています。

ブランちゃんの場合も顕著に表れています。

 

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手術前:カラフルに見えるモザイクが逆流してしまった血液

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手術後:色がつかず、逆流がほとんど消失した

このように、手術によって大幅な改善を得ることができます。

これからは雪で元気に遊ぶこともできますし、嫌いなお薬を飲む必要もなくなります。

 

ワンちゃん、ネコちゃんの心臓病でお悩みでしたらお気軽にご相談下さいね。