ちはや君はチワワ、体重3.7kgの男の子で、愛知県安城市のあいち犬猫医療センター(杉浦犬猫病院)から紹介来院されました。

ちはや君は7歳の時に僧帽弁閉鎖不全症と診断され、そのわずか4ヶ月後に肺水腫を発症してしまいました。

僧帽弁閉鎖不全症はちはや君のようにまだまだ若くとも、突然肺水腫を引き起こすことがあります。

肺水腫は、発見が遅ければそのまま亡くなってしまうこともあります。

この肺水腫がいつ起こるか分からないのが僧帽弁閉鎖不全症の怖いところです。

幸いにも、ちはや君は肺水腫発症から2ヶ月後に僧帽弁形成術を受け、元気に退院していきました!

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術前・術後の心エコー検査所見の比較です。

茶屋ヶ坂動物病院では犬の僧帽弁閉鎖不全症に対して手術を行っています。
手術を受けた術後の犬たちは、咳などの症状が消失・軽減し、肺水腫を発症することは二度となくなります。
ふたたび元気よく活発に過ごせるようになり、薬をほとんど飲まなくても、
心臓病を心配することなく、寿命を全うできるようになります。
当院の手術では安全面に十分配慮し、ステージの進行したハイリスク症例に対しても安定した高い成功率を誇ります。
また当院では僧帽弁閉鎖不全が再発してしまうことがないよう、常に完全で完璧な手術をめざしています。
僧帽弁全体にくまなく処置を施すため、僧帽弁閉鎖不全が再発悪化することは極めてまれです。
重症の子たちでもあきらめず、私たちにご相談ください。