先天性心疾患である動脈管開存症のピアノちゃんが手術を行い無事に退院しました!

 

動脈管開存症(PDA)とは、本来ならば生後間も無く閉じるはずの動脈が閉じないまま残り、心臓に悪影響を及ぼす先天的な病気で、重症の場合呼吸困難や成長遅延がみられます。

 

これを根治するにはできるだけ早期の手術しかありません。しかし生後一ヶ月であったピアノちゃんは、PDAにより肺の状態が非常に悪く、そのため呼吸も苦しい状態でした。

検査当日から緊急入院し、4日間酸素室で治療を行い、肺の状態が回復した5日目に手術となりました。

もともとの状態もギリギリな上、身体も小さかったため難度の高い手術となりましたが無事に成功し、翌日からミルクもよく飲むようになりました!

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術後の様子です。小さい身体でよく頑張りました!

 

手術後3日で退院し、その後の検診ではちょっとだけ大きくなった元気な姿を見せてくれました。

ピアノちゃんおめでとう、もっと大きくなってまた元気な姿を見せてね。