リノちゃんは小型のmix犬、体重7.2kgの女の子で、以前より当院にかかられていたワンちゃんです。

12歳の時、直腸の部分の腫瘍ができてしまい、その診察を続けていました。

しかし心臓病も患っていたため、リノちゃんの腫瘍の手術は麻酔が危険ということで、ためらわれるものでした。

心臓病はどんどん進行し、ひどい咳が認められるようになったため、まず心臓の手術を先に行うことにしました。

もちろん手術は大成功です!

中西リノ術前術後.jpg

僧帽弁逆流もほぼ消失し、以前に比べ格段に安全に麻酔がかけれるようになりましたので、先日直腸の腫瘍の手術も無事できました。

こちらもバッチリです。よかったね、リノちゃん。

茶屋ヶ坂動物病院では犬の僧帽弁閉鎖不全症に対して手術を行っています。
手術を受けた術後のわんちゃんたちは、咳などの症状が消失・軽減し、肺水腫を発症する危険性は二度となくなります。
ふたたび元気よく活発に過ごせるようになり、薬をほとんど飲まなくても、心臓病を心配することなく、寿命を全うできるようになります。
当院の手術では安全面に十分配慮し、ステージの進行したハイリスク症例に対しても安定した高い成功率を誇ります。
また当院では僧帽弁閉鎖不全が再発してしまうことがないよう、常に完全で完璧な手術をめざしています。
僧帽弁全体にくまなく処置を施すため、僧帽弁閉鎖不全が再発悪化することは極めてまれです。
重症の子たちでもあきらめず、私たちにご相談ください。常に全力でご対応させていただきます。