お喜びの声をいただきましたのでご紹介させていただきます。
9才で僧帽弁閉鎖不全症の手術を受けたMIXの龍馬ちゃんです。
■心臓手術を終えたお喜びやご感想
2018年夏ごろ、ワクチン接種の際に僧房弁閉鎖不全に由来するであろう心雑音は指摘されておりました。咳に注意するように言われておりましたが、全く無症状で日常で意識することもありませんでした。私自身が医療者であったため過信していたのかもしれません。2019年1月初詣のころ元気がないなと感じることがあり、その数日後に出かけたあと急にふらついて立っていられない状態になったため、直ちに近所の救急対応病院を受診しました。診察は予想道り、僧房弁閉鎖不全に伴う肺水腫でした。直ちに酸素室に入室させてもらい、その日は命をつなぐことができましたが、それからというもの、強心剤と利尿剤服用が日課になり、いつ増悪するかわからない不安との戦いが始まりました。病気については理解しており、薬では予後が限られてしまうため何とか手術ができないものかと調べていたところこちらの病院をしりました。
■当院を選んだ理由、気に入ったところ
国内で犬の僧房弁閉鎖不全の手術治療を行っている病院は10弱ほどあるようですが、ある程度の症例実績があるのはこちらと関東の病院くらいでした。私たち家族は関西在住でしたので移動の負担や通院のことも考えると茶屋ヶ坂病院さん一択でした。受診前にはこちらの患者さんの声がとても参考になりましたので、今後治療に悩まれる方の一助になるよう、経過をなるべく詳細に記述しました。もともと健康なチワワ×ダックスのオスの子で、8歳10か月で発症するまでワクチン接種以外で病院に行ったこともありませんでした。ペットホテルですらもひとりで泊まったことがなかったのですが、三原院長先生はじめスタッフの方々みなさん本当に親切でテキパキ面倒をみてくださったので入院に不安を感じることはありませんでした。
■当院へのご意見やご要望など
入院に不安なし、と記載しましたが病院職員の方々は本当に素晴らしかったです。ただ、ハード面が・・・。。。これだけ高度な手術をされており、医療成績も非常にいいのはわかるのですが、いかんせん入院区画があまりにも窮屈で、見舞いの家族はちょっと身の置き所がない感じがしました。また手術を受けたのは2019年2月末でしたが不安定な気候の折に、家庭用エアコンだけで室温管理されているのもちょっと不安でした。新院長の体制下、老朽化した全時代的設備の近代化を進めていかれることを願います。また、当方は退院まで非常に良好な経過ですぐに退院できたのですが、退院後から1ヶ月ほど、詳細不明の炎症で一時危険な状態になりました。茶屋ヶ坂の先生は電話でも頻繁にご対応下さいましたが、遠方の患者さんは少し長めに入院させてもらうほうが安心かもしれません。