今回は身内の事で恐縮ですが、皆さんにご報告があります。
去る8月15日、茶屋ヶ坂動物病院のスタッフの一員である秋田犬の秋田こまちが天国に旅立ちました。
享年13歳でした。
秋田犬で13歳ともなれば、高齢も高齢。大往生です。前日までごはんをせがんで元気良く鳴いていたのが信じられないくらいです。
近頃は天気の良い日に駐車場で日向ぼっこをしていたので、夕方の診察の早い時間に来られた方は大きな白い(一部茶色い)ワンちゃんを見た覚えがあるかも知れません。
おっとりした性格の可愛いおばあちゃんでした。
昔は先輩スタッフが怖がるくらいお転婆で勢いのあるワンちゃんだったそうですが、最近はお婆ちゃんの貫録たっぷりでした。
私は看取ることができませんでしたが、お昼頃に亡くなったという話でしたので決して寂しくはなかったと思います。
お葬式が終わってお骨が帰って来た時は「随分と軽くなってしまったな」と思いましたが、亡くなる前は足腰が立たなくなってましたから、体が軽くなって天国のお花畑で走り回っていることでしょう。
こまちにはお花がいっぱいよりも、ごはんやおやつがいっぱいある方が嬉しいのかな。
どうか美味しいごはんをお腹いっぱい食べて、天国で安らかに過ごしてね。
もう無理にシャンプーしたりしないから、安心してね。
でも四十九日まではそばに居て病院を見守っていてね。やっぱりちょっと寂しいから。